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二話・永遠の夜は刻まれる


「あら。お久しぶりね。
横にいる野蛮そうな奴らは誰?」
「破滅の力から逃れ、
永遠を生きる魔女というのはお前か?」
「何よ...質問を質問で
返さないでくれるかしら。」
「答えろ。破滅の力とやらは何なんだ?
そして何処に?」
「ちょっと"イ"フゥイン!
何なのこいつは!!」
そうだぜダチ公。
鬼が素直に従った必策がこいつなのか?
相性抜群どころか、
今にも殺し合いが始まりそうだぞ...。
何とまあ、魔女は自分の領域を離れて
俺らの所へ来るらしい。
ハメツについて知ってそうだし、
有難いといえば有難いが...
なにかにつけて鬼と衝突しまくった。
似ている二人は、
真逆の考えだがいつも一緒にいる...
「見てなさい!
今から貴方に呪いをかけてやるんだから!
せいぜい破滅の運命とやらに
抗ってみなさい!?」
「いいだろう。こちらも逃げぬ証として、
これを渡しておく。
お互い、見えるところに付けておこう。」
...はぁ!?指輪の交換??
呪いという名の、眼に見える約束の証...!?
な、なんていうかお前ら...仲いいな。
なあダチ公...
こうなる事、想定済みだったのか...?

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