決戦!光の神子
神子の御神体を邪復活させる闇の意志…闇骸。 力を増していく闇骸は、 倒したはずのウラミの気配を どこかただよわせていた。 最後に残された神子ヤサシサの墓所でキボウたちは、 闇骸と、邪悪なオーラを放ちつつあった ヤサシサの亡骸に直面する。 だが邪復活はまだ完了していない… ヤサシサの亡骸を守ろうと、 断罪剣を振るうキボウ。 しかし、断罪剣の放つ希望の光は弱まり、 その力は闇骸に呑み込まれてしまう。 ついに邪復活をとげるヤサシサ。 キボウはなぜか思うように光の力を扱えず、 大きな隙を見せてしまう。 ヤサシサの邪悪な力が キボウを包み込まんとしたその瞬間、 間一髪でかけつけた光の若神子コウイと、 闇の若神子ハクジョウがその邪悪を払う。 キボウをはげますコウイとハクジョウ。 キボウはいったん疑問を胸にしまい、 育ての母、ヤサシサを 再び眠りにつかせるための戦いに挑む…。 ================================ 闇骸にあやつられたヤサシサとの戦いは終わった。 これで長くつづいた闇との戦いも ようやく終わりを迎える。 勝利に湧く言聖軍。 だがそんな中キボウは、 光の力を思うように扱えない理由に気づき、 大きな戸惑いを感じていた。 キボウの中で光の力を阻害していたのは…闇の力。 光の子であるはずのキボウの体に闇が芽生えたのは、 長く続いた闇骸との戦いで その瘴気を浴び続けたためなのだろうか…? 光の子が闇の力を宿す、そのあり得ない事態が、 長く続いた光と闇の戦いの 真実へといたるきっかけになるとは、 今のキボウには知るよしもなかった。 ================================ 【過去のストーリー】はこちら |
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