プロデューサーレターvol.23
いつも『共闘ことばRPG コトダマン』をプレイしていただき、ありがとうございます。
プロデューサーの中村たいらです。
本日は皆様にお伝えすべきことがあり、プロデューサーレターを書かせていただきます。
この度、コトダマンのプロデューサーを交代することになりました。
突然のお知らせとなり、驚かせてしまい申し訳ございません。
今回の交代は急に決定したものではなく、何ヶ月も前から準備を進めてきたもので、新体制の準備がしっかりと整い、今までの体制を超えるコトダマンをつくっていける状態になったと判断しましたため、発表させていただきます。
後任は、大槻(おおつき)さんにお任せします。
大槻さんは私よりも遥かに多くのタイトル運営経験があり、どういう運営を行えばユーザーの皆様に喜んでいただけるかを第一に考え、実行に移せる人物です。
彼のもと、今、公式番組にも出演している望月くんが中心となり、しっかりとユーザーの皆様の声を聞きながら開発・運営していけば、更にパワーアップしたコトダマンになっていくと確信しています。
二人は日頃から「番組に出演して皆様とコミュニケーションをとっていきたい」「わくわくするようなサプライズを仕掛けたい」といったアイディアを話し合っています。実際、今回皆様にお楽しみいただいた4.5周年イベントに私はほぼ関わっておらず、大槻さんと望月くんが中心となって進めたものです。
コトダマンは2018年にサービスを開始し先日4.5周年を迎えたわけですが、開発は2015年からですので、私は実質7年以上コトダマンに関わっていたことになります。
7年間、コトダマンのことを考えない日はありませんでしたし、ツイッターを通じてコトダマーの皆様の声を聞くのは日課でもあり、何よりの楽しみでもありました。
リアル運営会議などで皆様にお会いし、直接コトダマンに対する感想、あつい想いを聞けたときの喜びは今でも鮮明に覚えています。コトダマンはまさに私の人生の一部でした。
開発時は社内でも期待されておらず、「売れない」と言われていたタイトルが、サービス開始してすぐに数百万ダウンロードされ、途中で運営会社も移籍し、そして4.5周年を迎えられたことは「奇跡」と言ってもよいのではないでしょうか。
この奇跡を起こしたのは、まぎれも無くこれを読んでいるコトダマーの皆様です。
コトダマーの皆様がコトダマンをダウンロードしてくれたこと、遊んでくれたこと、家族やお友達に紹介してくれたこと、感想をツイートしてくれたことの全てが、この奇跡を起こしました。
私はその奇跡を最前列で見ることができて、とても幸せでした。
奇跡は、これで終わりではありません。
大槻さんのもと、新体制コトダマンチームと皆様でつくる新たなコトダマンの奇跡を、今後は少し外側から見守っていきたいと思っています。
本当に、ありがとうございました。
共闘ことばRPG コトダマン
初代プロデューサー
中村たいら
はじめまして。コトダマンの二代目プロデューサーとなります、大槻です。
今回コトダマンの制作開発メンバーとコトダマーの皆さんを、たいらさんに代わってお預かりするというお話を受けた時、正直なところ、これは大変なことだなと素直に感じました。
と言いますのも皆さんもご存知の通り、コトダマンは「たいらP」あってのコトダマンです。生みの親のプロデューサーであることは当然のこととして、日々のツイッターですとか、たびたび皆さんの前に出られていた番組、リアルイベントなどもそうですが、やはり皆さん、たいらPを信じてついてきて下さっていたと思います。
これを引き継ぐというのは、簡単なことではありません。
信頼は重ねていくものですから、皆さんとの信頼関係においてスタートラインに立ったばかりの私は、変に肩肘を張ったりカッコつけることはせず、素直に皆さんに向き合い、声を聞き、コトダマンをよりよくしていくことに全力でむかわねば、と感じています。
実は...ともったいぶる話でもないのですが、私はコトダマンと全くの無関係の身というわけでもなく、もう何年も前のことではありますが、コトダマン運営のサポートに当たっていたことがありました。
その後、コトダマンも運営会社が変わり、私も所属会社が変わり、その延長線上でまたご縁があるとは想像もしていませんでしたので、プロデューサーのお話をいただいた時に、ひとつの縁を感じました。
たいらさんの作ってきたゲームタイトルは、コトダマンの他にいくつもありますが、そのどれもがオンリーワンで、ユニークであるという印象を持っています。
差別化がきちんと意識されており、開発・運営コンセプトに内包された狙いや情熱がプレイヤーに伝わってくるタイトルたちです。
中でもコトダマンは随一で、スマートフォンゲームが量産される中でオンリーワンのゲーム性を追求し、実現している。そして「コトダマンらしさ」というものが随所に散りばめられています。らしさというととても曖昧ですが、クリエイターのこだわりと、エンターティナーとしてのお遊び、驚きの提供ですね。
そして、遊んでくださる皆さまとの絶妙な距離感の取り方。これも、「コトダマンらしさ」だと思います。
これらは、たいらさんが作り上げたものです。
その長所は大切に育てつつ、改善すべき点に真摯に向き合って変えていくことで、遊んでくださっているコトダマーの皆さんの期待に今以上に応えていくことこそ、私の役目だなと考えています。
ここで、少し先、2023年の春頃までのロードマップを公開させていただきます。
青いボックスは今月まさに4.5周年で公開したもの、そのほかは今後皆様にお届けする予定のものです。
2023年の春頃まで、と銘打ったものの、実は23年4月〜の機能アップデートと改修・プチアップデートは、まだ公開しきれない内容ですので「???」と表記させていただきました。アイディアは複数あり、どれを優先すべきか、より届けるべき機能は何かなど、日々議論を重ねています。
そして、いま私たちは、さらにその先、2024年までのロードマップも引いています。
そちらは、機能開発の前段となる「体験」をベースにしたものです。
コトダマーの皆さんにどんな体験を提供すべきなのか?その体験をコトダマンらしく実現させるためには?という点において日々議論し、アップデートしている最中です。
その「体験」の中にはゲームだけでなく、コトダマンを中心として皆さんの生活が充実したり、日々のコミュニケーション範囲を拡大できたりするようなものも含まれています。
なんだか、ふわっとしているなあと感じられる方も多いと思います。
具体的なことをお伝えするのが難しい範囲のお話なのですが、ゲーム開発において「体験」をベースに考えられた企画であるということはとても大切なことです。
このご挨拶の中で全てを伝えるのではなく、皆さまに形をかえてお伝えできる機会をもうけられればと思っています。
少々長くお話をしすぎてしまいましたが、コトダマンに関わる全ての人が笑顔でハッピーでいられるよう、たいらさんから引き継ぐタイトル、制作開発メンバー、コトダマーの皆様の想いに応えられるよう、努力していきたいと考えておりますので、応援よろしくお願いいたします。
共闘ことばRPG コトダマン
二代目プロデューサー
大槻一彦
▼ご挨拶動画 |
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中村たいらプロデューサー、大槻一彦プロデューサーからのご挨拶動画です。是非ご覧ください。