
「破滅の力か。 この鬼すらも無に帰してしまうと?」 破壊の鬼は意外にも話を聞いてくれた。 だがハメツについては何も知らないという。 ダチ公の提案により この村を冒険者が集う空間にした。 温泉に鬼の力を注入して効能も抜群とくれば、 噂は瞬く間に拡散した。 さすがことばが上手いねぇ。 そこへやってきたお邪魔虫一匹。 訳アリっぽいが、ハメツについては 何か知ってそうには見えない。 「幸せの独り占めはいけないぜ? ちょっと分けてくれよ!」 黒甲蟲は鋼線を使って高く跳んだ。 中々面白い動きだ。 だが、どんなに高くても、 攻撃の時にはこちらに接近する。 お前はこの線と同じ...強くて真っ直ぐだ。 だが俺はもっと先を見据える。 いくつもの線を繋ぎ、面で捉える! 「すげぇなアンタ。なんていうか別次元だ。」 決着は一瞬。 そしてこいつは根っからの悪でもないらしい。 「五王と闘う強さを身に着けたいの! ゼクスお兄ちゃん!」 「ゼクスのアニキ! ここで世話になりやしょう!」 「た、タテ!?それにおめーら! 何で付いてきたんだ!?」 ダチ公は微笑みながら 「いいじゃないですか」と言った。 ============================== 次の話はこちら |
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