ついにキボウとの邂逅が果たされた!ユーキが渡した希望ノ剣で、キボウはノーサウンドを撃破する。しかし、ノーサウンドが最後の抵抗として引き起こした大爆発によって、ユーキたちは空間ごと吹き飛ばされてしまう。目を覚ましたユーキとウタイの眼前では、「聖火騎士隊」と「音黒騎死団」の激戦が繰り広げられていた。「聖火騎士隊」はすでに存在しないはずの罪音四戒の一角「セイ死ヴァリエー」と戦っていた……。
過去から現在へと帰還したユーキとウタイ。仲間達との再会を喜ぶ間もなく、キボウから、無音世界の神「ムオン」が言霊界と音言界をなきものにしようとしていることが語られる。しかし、それに対抗する手段として、言霊界と音言界の勇士が立ち上がり、「音言連合」が結成された!ユーキ達は先遣隊と共に、無音世界への番人「エルレシェント」が守る「遮音ノ界門」を目指す。門をこちら側から開くことができるのは、唯一ユーキのみだとキボウは言う。その理由と共に、ついにユーキ出生の秘密が語られる……。
打倒ムオンを掲げ、ユーキ一行は音言連合の勇士たちと共に、ついに「無音世界」へと足を踏み入れた!ユーキはムオンの気配を感じるままに、重苦しい無の世界を進んでいくが、ムオンの「武器」である「ツァイルトーン」の攻撃によって、一行は散り散りになってしまう。意志が弱ければ飲み込まれ「無」へと堕ちてしまう過酷な世界で、勇士たちはそれぞれの敵を倒せるか。そして、言霊界と音言界、二つの世界の光の子であるユーキは、彼らの光の道標となれるのか……。
音言連合の仲間と協力し、ムオンが待つ「無の極点」へと辿り着いたユーキ一行。ついにその姿を現したムオンとの、最後の戦いが始まった。二つの世界の光の子。その責任感と決意を胸に、ユーキは怒涛の進撃を見せる。幾重もの攻撃をかいくぐり、ムオンの眼前に迫ったユーキは決着の一撃を放つ。だが……!?ユーキが辿った旅。言霊界、音言界、そして無音世界……。その冒険の旅路に、ついに終止符が打たれる!