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プロデューサーレターvol.10

プロデューサーレター vol.10
2019/06/17
 
いつも『共闘ことばRPG コトダマン』をお楽しみいただき、ありがとうございます。
プロデューサーの中村たいらです。
 
各地が梅雨入りし、少し憂鬱な季節がやってきました。
皆様のお住いの地域ではお天気いかがでしょうか?
 
Ver2.1.0大型アップデートのタイミングでは、アップデート記念イベントと並行して梅雨対抗イベントを実施します。
じめじめした空気をふっ飛ばしてアツい夏を迎えましょう!
 
今回のプロデューサーレターは、そんな大型アップデートに関する情報と、今後のイベント計画についてお伝えいたします。
 

Ver.2.1.0大型アップデート

既にお知らせや生放送で情報をお伝えしている通り、明後日の6月19日には大型アップデート「Ver.2.1.0」を予定しています。
大型アップデートと言っても何か大きなシステムをドカンと実装するというよりは、細かな改修を多数加える内容になっています。
 
各アップデート内容の詳細はお知らせをご覧いただければと思いますが、このレターではバトルに関わる2つの項目について、少し踏み込んで詳細や実装意図をお伝えいたします。
 
 
まず1つ目は、バフとデバフの発動順を左から発動するようにするという変更です。
 
耳馴染みのない方に向けてご説明しますと、「バフ」と「デバフ」というのはバトル中に発生する「ATK強化」などの味方を強化する効果と、「被ダメージ増加」などの敵を弱体化させる効果の総称です。
バフは「強化」、デバフは「弱体化」と読み替えていただいてもかまいません。
 
 
これまでバフわざとデバフわざが同一ターンに発動する場合、最初にバフわざが左から順に発動し、続いてデバフわざが左から順に発動するという挙動でした。
 
これは、味方を強化するわざが一番先に発動し、強化された状態で他のわざが発動するという順番が、プレイヤーにとって一番得をする順番だという考えに基づいていました。
 
しかし実際は「バフ+攻撃」という形式のわざを持つコトダマンが多数存在します。
特に最近は「火属性の味方のATKを強化」のような属性バフだけではなく、「神種族の味方のATKを強化」のような種族バフのコトダマンも続々登場しており、バフが全コトダマンにかかるとは限らない状況も増えてきました。
このような場合、先にデバフが発動して「デバフがかかった敵に対して、バフをかけて攻撃する」という流れの方がトータルで与えるダメージが増え、プレイヤーが得をする可能性が出てきます。
 
では、「必ずデバフが先」というルールに修正すればいいかというと、当然そうではありません。
デバフわざは基本的に「デバフ+攻撃」という形式になっており、状況次第では先にバフをかけたいケースがあります。
「絶対にバフが先」も「絶対にデバフが先」もルールとして好ましくないということです。
 
このような理由で、「絶対にデバフよりもバフが先」というルールを撤廃して、バフとデバフをひっくるめて左から順に発動するという方向にさせていただくことになりました。
もちろんバフ・デバフ以外のわざより優先で発動する点は変わりありません。
作ることばで上手く発動順をコントロールできれば、今まで以上にバフ・デバフを有効利用することができるはずです。
 
 
次に2つ目は「クリティカル」です。
先日のプロデューサーレターでクリティカルについてお伝えした後、多数の反響をいただきました。
ポジティブなものもあれば、中には「わざと倒さないようにしたい敵を倒してしまうかもしれない」という懸念もありました。
これは発生のイメージや実装意図をきちんとお伝えしなかった僕のミスで、申し訳ありません。
 
まずクリティカルの概要ですが、発生時に与えるダメージがだいたい1.5倍程度に増加するというものです。
回復やバフ・デバフ効果では発生しません。
 
発生率は、素の確率(基礎確率)としては非常に低いものになっています。
体感的には、1回のバトルで1回~2回見るかどうかというところでしょうか。1ヒットごとに判定があるので、連撃が多めのデッキならばもう少し発動するかもしれません。
 
現状の位置付けとしては、1回1回のバトルの展開を大きく変える要素というよりは、周回プレイをする際の単調化を避けるための要素です。
 
 
多くのゲームは、プレイヤーが「狙い通り上手くいった」と感じる要素と、「たまたま上手くいった」と感じる要素の相乗効果によって面白さが生まれます。
コトダマンではその「たまたま」を生み出す要素の一つとして手札のドローやダンジョンワードのランダム性があります。
しかしドローやダンジョンワードのランダム性が強すぎればプレイヤー側にとって不利に働き、ランダム性が弱すぎれば「たまたま」感よりも「狙い通り」感が強くなってしまいます。
 
どこか別の箇所で、もう少しだけプレイヤーの有利に働きやすい「たまたま」の要素を足せないか。
そういった発想から、今回クリティカルを実装するに至りました。
 
基本的には「何周も戦っていると、時々早く倒せることがある」とか、「今まで何度挑んでもギリギリのところで勝てなかった強敵に、何回かに一度勝てるようになる」くらいの揺らぎが生まれる要素として考えてください。
 
とはいえ、上級者になればなるほど「たまたま」よりも「狙い通り」の方に気持ちよさを感じるようになっていきます。
そういった方に向けて、クリティカルを得意とするコトダマンの追加や、クリティカルを軸にしたデッキ構築といった玄人向けの遊びも提供していければと考えています。
 

梅雨対抗イベント

冒頭でお伝えした通り、6月19日から「梅雨対抗イベント」を実施します。
イベント中は大陸や降臨クエストで「アメダマ」というアイテムがドロップします。
アップデート後に登場する新降臨クエストを遊ぶついでにアメダマを集めて、新登場の「おめで鯛」「ぴこぴ小槌」を含む豪華報酬を手に入れてみてください。
 
また、「天気」テーマのことば集めも開催します。
今回の収集アイテムは「てるてる坊主」です。
 

 
言霊界らしく、一風変わったキモカワてるてる坊主をたくさん集めると虹のコトダマ1000個を獲得できます。
さらにやりこみプレイヤーの方に向けて、「おめで鯛」もご用意しています。
 
ことば集めでは「はれ」「こうてんき」など良い天気のことばに大きなボーナスがかかっていますが、当然それ以外の天気のことばでも高得点を得ることができます。
 
たいりょくの消費に応じて入手できる「雨傘」を使って挑む特別クエスト「ハ竜ケーンの憂鬱」「ハ竜ケーンの暴走」では大量のてるてる坊主やアメダマの他、ときどき出現するツユアケから「金のアメダマ」を獲得することもできます。
 

また、イベント攻略の応援も兼ねて19日から26日の1週間、雨が降った日はゴッドブル100を皆様にプレゼントいたします。
詳細は18日にイベントのお知らせが出るので、そちらもご確認ください。
 
 
ちなみに日本語には雨を表現することばが非常に多く、一説には1000語以上も存在するそうです。
そのすべてを網羅している自信はありませんが、コトダマンにも雨関連のことばは多数収録しています。
 
良い天気のことばほど大きくはありませんが、雨関連のことばも天気テーマがついていればボーナスがかかります。
ぜひ様々な雨のことばを探してみてください。
 
もしかすると天気テーマが抜けているものもあるかもしれませんが、その際はご容赦ください。
テーマ抜けは随時対応を進めていきます。
 

ことば追加について

Twitter等で時折、「どうしてこの言葉が無いの?」といった呟きを見かけます。
そういった呟きはなるべく拾ってフィードバックするようにしていますが、公式のことば追加要望フォームからご要望をいただくのが最も確実にスタッフの目に止まります。
 
フォームはアプリ内の「そのた」から「お問い合わせ」に進んだ先にある、FAQページ下部にあります。
 

 
いただいたことばは随時確認・審査を行い、データ更新のタイミングで追加を行っています。
あまりメジャーではない略語や、卑猥なことば、動詞、8字以上のことばなど、レギュレーション的にどうしても追加を見送らせていただく場合もありますので、ご了承ください。
 
また、夏に向けて新たなテーマ「怪談・伝承」の新設を考えています。
「おいてけぼり」「よつやかいだん」のような怪談の題名のほか、「えんえんら」「おぶさりてえ」など妖怪の名前、「あかまんと」「くねくね」といった都市伝説・ネットロアなど、割と広くテーマに含める想定です。
 
つきまして、近日公式ツイッターの運営会議で、皆様から「怪談・伝承」テーマに入れることばを募集したいと思います。
まだ辞書に存在しないことばはもちろん、既にコトダマンの辞書に実装されていることばについても、「これは妖怪の名前」というものがあればぜひ教えてください。
 

 
さて、今回のプロデューサーレターは「Ver2.1.0」と「梅雨対抗イベント」を中心にお伝えしました。
梅雨が過ぎれば、いよいよ夏がやってきます。
今年の夏はコトダマンの夏!! と皆様に感じていただけるような、特大ボリュームの夏イベントを企画中です。
引き続き全力で運営して参りますので、よろしくお願いいたします!
 
 
共闘ことばRPG コトダマン プロデューサー 中村たいら
 

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本レターは開発中の内容をもとに作成しており、
実際の内容や実装時期は異なる場合がございます。
あらかじめご了承ください。